今日は10年前くらいから好きで書籍を読んでいた、
本田健さんの講演会へ。
私は28年前から4年間、証券会社で店頭営業課、というところで仕事をしていました。
それが、アルバイトではなく、社会に出た初めての経験でした。
毎朝、日経新聞、株式新聞など、4~5社の新聞の政治経済欄を読み、
日本や海外市況、経済、株式や債券、転換社債の相場と情報を
自分なりにチャートを読んで、お客様からお金をお預かりして
管理する仕事、
その頃、女性は外へ出て外交や営業はできない規則だったので、
社内で電話外交のみで新規のお客様を増やす、
営業の毎日でした。
今のように総合職制度はありませんでしたが、
数字のノルマは男性と同じでした。
そして、
店頭でのお客様への対応と接客業務でした。
新しいファンドの説明会の講師や、
退職金のマネージメント、
資金運用、
パーティーなどでの大口のお客様の接客など、
いろいろ多種多様の業務がありました。
ちょうど、マイケルダグラスの「ウォール街」という映画が流行り、
会社の友人と見に行って、
身につまされすぎて、
落ち込んでしまった記憶があります($・・)
その頃は、大変社会情勢に詳しかったのですが、
今は反動で、
新聞もテレビもたまにしか見ないのかもしれません(笑)
新聞を見るのがいまだに怖いときがあります。
とてもいい経験だったと、今は思っています。
その頃の先輩や仲間とは、今でも友人です。
今現在の経済のことを今日改めて聞き、
ほんとうに経済の価値や価値観は変わるんだな。。と
昔を思い出しながら、実感して帰ってきました。
お話の中で、
一番印象に残ったのは、
なにかあった時、
一週間泊めてもらえて食べさせてくれる友人が3人いるか。
という問いでした。
愛しきれる自信があるか、どうか。
そんな基準が私の軸にあり、
なんでも、最後の最後にはそれで選択しています。
仕事も多いときはその基準で選びます。
そうすると、苦でも、苦とは
あまり感じなくなっていく自分がいます。
ちょっと勇気をだして
新聞を読んでみよう・・と思う今日でした。

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