東京の近衛邸にお邪魔した時、
100年以上も前の木だけで大工さんの手だけで造った家なのに、
なにも直さなくても建てつけも、戸も、どこもかもまったく狂いはなく、
扉もスーッと開いて、
すごいなあ、と。
もちろん大工さんの職人技はあるけれど、
一番の理由は「厳選して元々素直に育った木しか使わない」とのことでした。
いくら腕がよくても、素材がねじ曲がっているとこういう作品はできないと思います。
人も同じですよ、と教えていただいたのを思い出していました。
素直を国語辞典で引いてみると、
1 ありのままで、飾り気のないさま。素朴。
2 性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順
3 物の形などが、まっすぐで、ねじ曲がっていないさま
4 技芸などにくせのないさま。
5 物事が支障なく、すんなり進行するさま。
素直な人といると素直のままでいられてとても楽。
なので、わたしは喜怒哀楽や感情をありのまま穏やかに出せる強さを持つ人が好きです。
大人になったら、勇気がいることだったり、
自分を認めて、悟って、殻や枠をはずしていないとできないことだから。
そういう人といるとウキウキしてきて、とても楽しいです。
なんとも言えない人間らしい面白さ風情や情緒、あふれんばかりの愛情を感じます。
そして、愛情が循環するのも感じます。
そうできる人同士はどんな人同士かなと思うと、
お互い、素直で、信頼しあっていて、器の大きい同士で、バランス感覚がある同士(冷静も感情も自由自在になれる同士)、感性が豊か同士、何事にも柔軟で囚われない同士。
とこんなに限定されてしまうのか、と思うと大変希少です。
なんにでもなれる柔軟な器をこれからもっともっと身に付けたいな、と思った、今日でした。

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