今日は稽古の日。
「真剣勝負で当たり前でしょう。できて当たり前。なにを言ってるの」
稽古のほうが日常より厳しく、胃がよじれそうになることもある。
それだけ未熟なのだ。
ある一定の決まりごとの中で生ける室町時代からの花を今ずっと、稽古している。
「なんとなく」という言葉はない。
理由が明確になければ、そこに花を入れてはいけないし、引いてもいけない。

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稽古は、更に、更に、と質が濃くなっていく。
1瞬も気が抜けなくて、
なんて仕事は楽しいんだろうと思う時もある。
人に70%のチカラで仕事をすることを覚えろ、と言われるけれど、
稽古で120%を出すことが身についていて、無理だし、気持ちが悪い。
すぐに生けてしまわないと、花は枯れてしまうし、変化してしまう。
仕事で花をいけるときは、まるで、土俵で相撲を取っているようにいつも感じる。
真剣さを使い果たした稽古のあとは、
スポーツ後のように、スッキリ爽快になる。
花しか見えないけど他も見え、聞こえないけれど聞こえている、
そんな澄んだ感覚の世界になる。
6年前に作って、ボロボロになってきた、
花育の紙芝居を創りなおす作業が続いている。
なんどもなんども改正して、
根っこの芯だけになってきたので、
もう少し柔らかくしようとまた、コツコツと書いている。

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