旭山動物園の小菅館長さんは、
「男性が野に咲く花を手折って
好きな女性に渡したそのときに、人は人間になった。」
そうおっしゃった。
人は生まれた瞬間から、環境がある。
環境は人を創る。
3歳児までの母と子の記憶。
カウンセリングを奥深く探った時、
それが、全く別の自分の抱えている問題の原点になっていることが多いとのこと。
人間関係の問題のほとんどは
誰も善くも悪くもないと私は思う。
理由は後付けとも思う。
先日、映画「玄牝」の主人公でもある、
自然分娩の吉村正先生とお会いしたとき、
骨董がいっぱいの中に、
先生が屋久島に行った時に買ってきた
屋久杉の根っこのオブジェがあった。
私はそれが気にいって、
ずっと触っていたら、
「わたしが気にいって選んだんだ」と先生が言った。
「なんか、わかんないけど、しっくりくる感じで、いいなあって思ったんです。」
「根っこを磨いたものだ。ひとつひとつ違う。」と言って、もうひとつだして見せてくださった。
「ああ、こっちより、やっぱりこれがいいな。なんかこれがいい。しっくりするし飽きない感じ。」
「あんたは、面白い人だな。」
それは先生にお会いするといつも言われる言葉。
最高のほめ言葉だそうだ。
「ほんとう、は言葉にならんもんだ。」と先生はいつもおっしゃる。
作品を創りながら、
いつも私もそう思う。

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